コストコの肉コーナーにドンと売られている、真空パックのかたまり肉。実にアメリカらしいサイズで、日本人には大きすぎると引いてしまっていませんか?
コストコのお肉は上質なのに安くて、いろんな調理方法で美味しく食べることができます。ワインとの相性も最高です(*^^*)合わせたいワインや美味しい食べ方を紹介します!もちろんさばき方と保存方法も簡単です!
三元豚肩ロース真空パック カナダ産
三元豚肩ロース真空パック2.46㎏¥2,657 2023年11月時点で100g108円(税込)を購入してきました。
商品名 | 三元豚肩ロース真空パック |
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生産地 | カナダ |
内容量 | 2.2kg~3㎏ |
価格 | 100g¥108 |
ワインとの組み合わせ | スパークリング すっきり白 まろやか白~やや重めの赤 |
2.46㎏もあると、一抱えくらいあります。パッケージの調理写真では、なんと丸ごとローストしてありますが、アメリカならさもありなん。
真空パックなので賞味期限が長い!
真空パックなので賞味期限はかなり長め。購入日は11月11日ですが賞味期限が11月17日と、1週間もあります。これだけ長いと、土曜日に購入したとしても、焦らずに日曜日にゆっくり捌いて冷凍保存しておくことができます。
肩ロースはどんな味?
豚肩ロースはロースと肩肉の間の部位。
赤身と脂身のバランスが良く、赤身にはサシも入っているため加熱しても硬くなりにくく、濃厚なコクとうまみがあり、しかもとてもジューシー。本当に美味しい部位です。
我が家では大きめにカットしたかたまりをローストポークや煮豚にしたり、1センチくらいの厚さにスライスしてソテーしたりと大活躍しています。旨みが強いのでロースより肩ロースが人気です。
我が家では牛肉のステーキより美味しいと大人気!
ただし、ロースより脂身とスジがやや気になるので、トンカツには使いません。
コストコ豚肩ロースに合わせたいワインは?
意外かもしれませんが、豚肉🐷は、全般的に白ワインと相性がよいです。スッキリタイプでも、まろやかなタイプでも美味しくいただけます。特にソテーやシンプルな煮込みは白ワインと合わせると美味しくいただけます。
シャルドネはとても相性が良いですが、他にドイツやフランスのアルザス地方の芳香品種の白ワインもとても合います。うっとりする華やかな香りの白ワインと美味しい豚肉料理でとても幸せな家飲み時間を過ごせますよ!
白ワインと合わせるなら
コストコの白ワインならジャフランのマコンなど。フランス、ブルゴーニュのシャルドネです。コスパの良い産地で、上質なのに安いです。ソテーしたお肉とクリームソースを合わせたいですね。
トロピカルフルーツの良い香りがするヴィオニエなども美味しく合わせることができます。コストコに売っている、カリフォルニアのコスパの良い白ワインです。
コストコには美味しい白ワインがたくさん揃っていて、どれを買ったらよいのか迷ってしまいますが、どれも美味しいので(^o^)ラベルが気に入った!とかで買ってしまっても全然大丈夫な安心感がありますね。
赤ワインと合わせるなら
もちろん赤ワインにあわせることもできます。牛肉ほど味が強くないので、スペアリブをこってりバーベキューソースで食べる🤤など、濃い味付けで食べるとき以外は、重すぎない赤ワインがおすすめ。
特にトマトソースを合わせたり、豪快なロースト、ジューシーなグリルは赤ワインと相性が良いです。
コストコのワインと合わせるなら、ソテーや煮込みをトマトソースで食べる場合はイタリアワインがおすすめ。まろやかで超美味しいニポッツァーノなんて最高です。
ニポッツァーノを飲んだ時の記事はこちら↓
シンプルなローストポークなら、やや濃いめの赤ワインならなんでも美味しく合わせることができます。お安めのメルローや、上のニポッツァーノもよいですが、スペインのテンプラリーニョが美味しかった!
コストコのクネヴィーニャを飲んだ時の記事はこちら。1,000円台優勝レベルの美味しさでした!
やや重めの赤ワインはコストコに山ほど売っていて迷っちゃいますが、適当にチョイスしても全然大丈夫な美味しいワインがコストコには揃っています。さすがアメリカ企業なだけあり、赤ワインはお肉に合うものが多いですね。
ちなみに、スパークリングワインやロゼワインは万能に食事に合うので、どれを選んで、どんな料理に合わせても美味しく飲むことができますよ!
簡単!さばき方
買うときには何となく躊躇してしまうかたまり肉ですが、思い切って購入してしまえば、処理の仕方は簡単です。特に豚肩ロースはとても簡単。
大きなローストポークを2回、ステーキを4回作ろう…とか、なんとなくでよいので、作りたい料理の計画を立ててからカットすると良いですね。
大まかな手順は以下の通り。
細かい手順は以下で説明していきます!とても簡単ですよ。
かたまり肉を大きめのまな板にのせます。我が家のまな板は、コストコで購入した横幅45cmくらいある、結構大きめのものを使っていますが、それでもスペアリブのかたまりなどを購入したときにはちょっと小さいので((+_+))もっと大きいまな板が必要だなと思っています。
ビニールをカット
①ビニールの両サイドをキッチンハサミで切り落とし、
②同じキッチンハサミで真ん中をカット。
ドリップが少しこぼれてくるので、拭き取りながらカットします。
ビニールを上下に開きます。きれいなお肉です。これをカットしていきます。
キッチンペーパーでドリップをふき取る
キッチンペーパーを乗せて手で押さえ、ドリップをふき取ります。裏側も忘れずに。
好みの大きさにカット
両端は角が丸いので、煮豚とローストポーク用に5~6cmと厚めに。真ん中部分は1~1.5cmくらいに、ソテー用にカットしました。
厚みはもちろんお好みでカットして大丈夫ですが、ローストポーク用は600gくらいまでの大きさにしておくと、調理するときに加熱時間がわかりやすくておすすめです。
大きなお肉のカットには、三徳包丁より牛刀(シェフナイフ)が圧倒的におすすめ
牛刀…シェフナイフとも呼ばれる万能包丁ですが、刃がカーブしていて細いので、鋭く大きなお肉に入り込みます。カーブの形がそのまま切りやすさに直結しているため、細かな作業がとてもやりやすいのです。
切り分ける時も力を必要とせず、流れるようにサッと切れ、刃からお肉が離れやすいので、とにかく扱いやすいです。野菜のカット手早くできて作業効率がとてもよいです(*^^*)
三徳包丁に比べて長さもあるし、見た目が鋭くて迫力があってちょっと怖いです(;’∀’)けがをしないよう気を付けて取り扱う必要があります。
やたら高価な超硬度な三徳包丁は、あまりの硬さに、一般家庭の素人では研ぐのも困難です。(1時間研いでもダメだった経験あり)それより、そこそこの牛刀を使った方がシャープナーや市販の砥石で簡単に研げるし、作業も結局やりやすいのでおすすめです。
牛刀の長さは18cm~30cmくらいまでありますが、18cm~24cmくらいが家庭で取り扱いしやすい大きさ。我が家では21cmを使っています。
牛刀は両刃なので、シャープナーも両刃用のものが必要です。貝印のものは、そっくりな片刃用もあるので気を付けないといけません。
ちなみにお刺身をサクから切るときは、片刃の包丁が美味しく切ることができます。
ラップして保存
1回使う分ごとに分け、ラップなどで包んで冷凍保存します。
超有名なコストコのラップ、プレスンシールが冷凍保存にはとても便利ですが、普通の日本のラップでも大丈夫です。
プレスンシールは40mのラップが3個セットなので、一度買うとかなり長持ち。日本のラップに比べるとカットしづらいことがあるのが難点ですが、真空状態にして冷凍保存できるのでとても便利です。
真空状態にしておけるので冷凍焼けしづらく、急いで解凍したいときは流水解凍できるのも便利です。
どんなメニューに使うのがおすすめ?
豚肩ロースは旨みが強くて柔らかく、脂身と赤身のバランスも良く、煮込んでも焼いても美味しく食べられます。多少スジや脂身が気になるので、トンカツには向きませんが、ローストポークやポークソテーなどにおすすめ。
ソテーの味付けは、フレンチのソースも合いますが、日本の醬油とみりんベースのステーキソースもよく合います。
ポークソテーにしていろんなソースを合わせて
時間がないとき、両面をサッと焼いて焼き目を付けた後、ソースで軽く煮込む感じに仕上げる食べ方。豚肩ロースは適当に焼いても柔らかく焼きあがりますし、特にフレンチはいろいろなソースがあって、合わせるワインもさまざまですが、本当~に美味しく、コスパ良く家飲みすることができます。
レモンクリームソースでスパークリングワインと合わせて
下味に塩コショウとガーリックパウダーをふってソテーし、生クリームベースのソースとレモンで軽く煮込んで仕上げる、簡単で超美味しいレシピ。この時はアルゼンチンの素晴らしいスパークリングワインと合わせていただきました。
レモンの酸味とクリームのまろやかさが、熟成したスパークリングワインにとても合いました…美味しかった。
めっぽ家はスパークリングワインと合わせましたが、まろやかな白ワインと合わせるのもおすすめです。スパークリングワインの場合は豚やソースの濃厚な脂をスッキリと流してくれますし、まろやかな白ワインと合わせれば、ソースとの相性が素晴らしい美味しさです(*´▽`*)
コストコのスパークリングワインで選ぶなら、豚肉料理が美味しい、フランスアルザス地方で作られたスパークリングワインや…
ちょっとよいブルゴーニュの白ワイン。大手ルイジャドが作るこちらは、赤字なんじゃないかと思うくらいコスパが良い白ワインです。エントリーラインとして、ワインを好きになってほしいというルイジャドの心意気を感じる良いブルゴーニュ。おすすめです!
はちみつマスタードソースで芳香品種のアルザス白ワインと合わせて
下味に塩コショウをふってソテーし、ハチミツとマスタード、お醤油を少し加えたソースで軽く煮込んで仕上げるレシピ。付け合わせにさつまいものペーストを添えて秋らしく。福袋に入っていた、アルザスのとっても良い香りの白ワインと合わせていただきました。
コストコのワインと合わせるなら、こちらのリースリングもおすすめ。アメリカで作られているワインですが、豚肉料理が美味しいフランスのアルザス地方やドイツで特に有名な品種です。ほんのり甘くてとても良い香り。豚肉料理とよく合います!
シャルキュティエールソースでブルゴーニュの赤と合わせて
シャルキュティエールソースとは、直訳するとお肉屋さんのソースという意味。マスタードとピクルスを使った、古典的なソースですが、トマトと玉ねぎを足してあることで濃厚さの中にもフレッシュさと旨みのある、見た目の100倍美味しいソースです(*^^*)
軽めの赤ワインと合うレシピなので、このときは大事にとっておいたブルゴーニュの赤ワインと合わせました。
コストコのワインで合わせるなら、同じブルゴーニュのこちら。広域ブルゴーニュですが、ラズベリーやイチゴの香りがして、ブルゴーニュの赤ワインらしさを楽しむことができる、コスパの良い1本です。
合わせるワインによってソースを変えますが、スパークリングワインとロゼならどんなソースでも美味しく食べられますよ!
参考にしたレシピは三國シェフのもの!
本格フレンチを家庭で簡単に作れるレベルに落とし込んでいるのに、本質的な美味しさがまったく失われていない、素晴らしいレシピです。フレンチはいろんなシェフの本で作りますが、一番簡単です。しかし、本当に美味しい。ワインで家飲みするならぜひ持っていたい本です。
合わせて美味しいワインが載っているのも素晴らしいです!
大きくカットしてローストポークに
豚肩ロースの濃厚なうまみと柔らかさは、オーブンでローストしても失われません。こんなにシンプルな調理法なのに、めちゃくちゃ美味しい!!肉汁がたっぷり、ジューシーです(*´▽`*)
野菜と一緒にローストして、スペインの赤ワインと合わせて
下味に塩コショウをふって、オリーブオイルで焼き色をつけ、野菜と一緒にオーブンでじっくり焼き上げるレシピ。豚から出る旨みと油をお野菜が吸ってたまらなく美味しいので、お肉より野菜をたくさん盛り付けてしまいます(≧▽≦)
このときは、コストコの赤ワインと合わせています。安いのに濃厚でまろやかで美味しいスペインワイン。
ローストポークはジューシーで濃厚なうまみがあるので、やや重めの赤ワインを合わせると最高です。
コストコにはそういったワインはたくさんあるので、選ぶのにとても迷うのですが、私が合わせたワインはこちら。スペインの赤ワインです。1000円台の赤ワインで優勝レベルで美味しかったです。おすすめ!
イタリアのローストポーク、ポルケッタをイタリアの濃厚赤ワインと合わせて
観音開きに開いた肩ロース肉に、刻んだオリーブとハーブ、塩コショウをふって巻き巻きしてローストしたもの。イタリアの伝統料理です。古くから食べられているだけのことはあり、とても美味しい食べ方です。本当は🐷のお腹にハーブやオリーブを詰めて丸焼きにする料理なのですが、肩ロースでもとても美味しく作ることができますよ(*^^*)
このときは、イタリアのメルローと合わせています。エノテカのトレジャーハンティングで届いたもの。末等でした。
イタリア料理なのでやはりイタリアワインが合いますね。もちろん他の国のワインでも美味しく食べられます。やや重めの赤ワインがおすすめです。
コストコのワインなら、特に同じイタリアの赤ワインならばどれも美味しいです。先ほど紹介したニポッツァーノもとても合いますし、
ちょっといいお値段のこちらもおすすめ。イタリアワインとイタリア料理の組み合わせは、まさに美食の国って感じで本当によい家飲み時間を過ごせます。
お肉を美味しくローストするにはストウブがおすすめ
ストウブのブレイザーソテーパンが、ローストポークにはとても便利です。お肉と野菜を焼き付けて、そのままオーブンへ入れるだけでめちゃくちゃ美味しくなります。食材の隠れていた本当の美味しさを味わうことができますよ。
コストコのストウブは市販価格の半額程度でとてもお得です。ストウブ1台買っただけで年会費がすべて回収できるくらいです(*´▽`*)
めっぽが最初に購入したストウブはこのブレイザーソテーパンでした。どうしてもストウブでローストポークとローストチキンを作りたかった。
結果、ストウブ最高でした。鉄のフライパンやスキレットでもよいかと思っていましたが、表面にこびりつきにくい加工がされているのが本当に使いやすく、しかもタフなのでとても使い勝手が良いです。
もっと早く買えばよかったと後悔しています。ストウブ沼という言葉がありますが、まさにその通り。昔より値上がりしていますので…。
ハムを作るのにも肩ロースはおすすめ!
肩ロースの濃厚なうまみと柔らかさを生かして、手作りハムを作るのもおすすめです。手作りしたハムはしっとりと柔らかく、そのまま食べても美味しいですが、料理に使うととても美味しく食べることができます。
手作りハムをパスタの具に!
作ったハムを使って、柚子胡椒が香るペペロンチーノを作りました。スライスしたハムの表面をサッと焼いて焼き色をつけ、茹でたインゲンと合わせています。
このときはアルゼンチンのスパークリングワインと合わせました。
手作りハムとワインを合わせるなら、前菜やパスタに使われることを考えると、スパークリングワインやスッキリ系の白ワインがおすすめです。
コストコのワインと合わせるなら、お手頃だけど美味しいカークランドのプロセッコや、
スッキリ美味しいピノグリージョなど。カークランドのピノグリージョは、イタリア白ワインの聖地フリウリのもの。爽やかでスッキリ、食事に合うコスパの良い1本。美味しく飲めますよ(*^^*)
まとめ
コストコの豚肩ロースかたまり肉は、使い勝手が良くてワインと合わせての家飲みにぴったりの食材です。スパークリングワインから白ワイン、赤ワインまで合わせて美味しく家飲みすることができ、しかも安い(*‘∀‘)
豚肉の美味しさを凝縮したような肩ロースかたまりを使って、ぜひワインと合わせて家飲みしてくださいね(≧▽≦)
参考にしたレシピ
家のみの参考にしたレシピです。どれも簡単でとっても美味しいです!おすすめレシピばかりです(*^^*)
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