「ブルゴーニュ」ドミニクローラン・ニュイ・サンジョルジュを開けました。「力強いピノ」

家飲み

涼しくなってきたので久しぶりにブルゴーニュのピノノワールを開けました。ブルゴーニュはやっぱり美味しい(*^^*)

 

開けたワイン

ドミニクローランは以前マルサネを飲みましたが、バラと苺の香りがあふれて、優しい酸味でとっても美味しかった~!

今回は同じドミニクローランのブルゴーニュでも、マルサネとはだいぶ雰囲気が変わる、ニュイサンジョルジュを開けます。

ニュイ・サン・ジョルジュの特徴は?

ニュイ・サン・ジョルジュは、フランスブルゴーニュ。

コートドニュイの最南端にある村。

すぐ上は、ロマネコンティがあることで有名なヴォーヌロマネがあります。

ニュイ・サン・ジョルジュは地理的にヴォーヌロマネが近いことから土壌の質も近く、高品質なワインが作られています。しかしグランクリュがなく、隣のヴォーヌロマネ、さらにその上のシャンボールミュジニーという有名で高級な産地に比べて、どうしても地味なマイナー産地のイメージに。

そのため、品質の割に安い値段で美味しいワインを買うことができる産地です。(*^^*)

その味の特徴は、しっかりめで力強く、しかし華やかでエレガントとなっています。

 

ドミニクローラン ニュイ・サンジョルジュ ヌメロ・アン ヴィエーユ・ヴィーニュ

ドミニク・ローラン ニュイ・サン・ジョルジュ ヌメロ・アン ヴィエーユ・ヴィーニュ
商品名 Dominique LAURENT NUITS ST GEORGES NUMERO 1 VIEILLES VIGNES
種類 赤/辛口
ヴィンテージ 2018
生産地 フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ/ニュイ・サン・ジョルジュ
ぶどう品種 ピノノワール
価格 ¥5,148

”メゾンの村名ワインのコンセプトとなるものが全て表現されている特別なキュベ。良いとこ取りのワインです。この村のワインは最高でなくてはならないという使命を持っています。ニュイ サン ジョルジュ内の最古の畑で最も良い位置にあります。”

回りくどくてわかりづらいのですが、つまりブルゴーニュの良いところをよく表現できているワインということでしょうか。さあテイスティング。

 

テイスティング

開けたては透き通るレンガ色。グラスに注いで少し待つときれいなルビーへ。エッジは少しレンガ色ですね。飲み頃に入っています(*^^*)

ラズベリーとブルーベリー、バラ🌹。オークとカラメル。濃厚で力強さを感じる香りです。

濃厚な果実味にふさわしく、ピノノワールにしてはタンニンが強め。わずかにダシっぽい香りも。

しかし、もう少し時間を置きたい感じです。さいわい早めに開けたので、料理しながら様子を見てみます。

▼▼▼3時間後▼▼▼

さらに果実味が出て美味しくなりました!チェリー🍒やラズベリー、いちご🍓の赤い果実が濃厚です。タンニンも落ち着き、バランスが良くなりました。おいしくてスイスイ飲めちゃいます(*^^*)

繊細さより、力強さ寄りのピノノワールです。ニュイ・サン・ジョルジュは力強さが特徴なので、まさに特徴をよく表したワインです。

力強いワインなので、料理も濃いめがよさそうです

 

本日のメニュー

ソーヴィニヨンブランに合わせたメニュー
  • いちじくブッラータ
  • ズッキーニのリゾット
  • チキンのディアボラ風

スーパーで真っ赤なイチジクが旬で美味しそうなのでブッラータと前菜に。リゾットも旬のズッキーニとパルミジャーノで仕上げて、チキンはハニーマスタードを塗ってパン粉をまぶして焼き上げるディアボラ風でいただきます。

チキンとピノノワールの相性は抜群です(*^^*)

 

いちじくブッラータ

真っ赤なイチジクが美味しそう(*^^*)モッツァレラに比べるとちょっと高いけど、ブッラータもとろけて美味しいんですよね。それに生ハムをちょいと。

ドレッシングはシンプルにオリーブオイルとハチミツ、塩コショウ。

おいし~(≧▽≦)シンプルに美味い!

熟した甘いイチジクが、とろけるクリーミーなブッラータと合わさって、それに塩気のある生ハムが最高のアクセントです(≧▽≦)ピノノワールにも相性抜群!

とっても美味しいので、イチジクが旬の間は続けて作っちゃいそうなくらい気に入りました。

 

ズッキーニのリゾット

お米とスープ、パルミジャーノと塩コショウとオリーブオイルで作ったシンプルなリゾット。

フレッシュさを残す感じで火を通したズッキーニと、芯が残るアルデンテに仕上がったお米がよく合います。シンプルだけどとても美味しい(≧▽≦)

真中シェフのパスタ本のレシピです。

実はリゾットって難しそうで今までほとんど作ったことがなかったのですが…(その時は失敗)真中シェフのレシピ本では簡単にできました。

心から買ってよかった家飲みのレシピ本の1冊で、ワインで家飲みする人には超おすすめです。

 

チキンのディアボラ風

チキンのディアボラ風は、皮をパリパリに焼いたチキンステーキに、マスタードを塗ってさらにパン粉をまぶしてオーブンで焼き色を付けた料理。控えめに言って激ウマ料理です。

今日はさらに薄くスライスしてローストしたジャガイモを敷いて、フォンドボーとバターを使ったソースをかけました。

これはまさに悪魔的美味しさ!めっちゃ美味しいです(*´▽`*)濃厚に仕上げたソースが、力強いピノノワールと相性抜群です。

じゃがいもがまた美味しい!スライスもいいけど、手間をかけてピュレにしてもすごく美味しそうです(*´▽`*)フレンチを作っていると、じゃがいもが大好きになっちゃいますね…なんにでも合うしね!

悪魔風チキンは三國シェフのレシピです。超美味しい!

 

感想

ドミニクローランのニュイサンジョルジュは、強い個性を感じるキュヴェではないですが、バランスが良く美味しくてスイスイ飲めちゃいます(*^^*)

ニュイサンジョルジュは綺羅星のように輝く有名産地に比べたらマイナーではありますが、決して品質が低いわけではなく、庶民には手ごろに美味しいブルゴーニュが飲める良い産地です。

以前飲んだマルサネは力強さというより美少女的な可愛さのある素晴らしいワインでしたが、ニュイサンジョルジュは可愛らしさは全くなく、どちらかというと細マッチョな男性的ですね。

個人的な好みだとマルサネの方好きです(*´▽`*)そっちは気に入りすぎて2019と2020も買ってあって、セラーで大事に寝かせてあります(*^^*)

 

参考にしたレシピ

メインは三國シェフのレシピを参考にしました。スーパーで売っている普通の食材で、簡単にフレンチを作ることができます。本格的なレシピを家庭料理レベルに落とし込みつつも美味しさが失われていません。

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