コストコで購入したイタリアワイン、セプティマ オブラ レゼルバ マルベックを開けました。
こちら、コストコでの販売価格は1,598円。産地は南米アルゼンチンです。
価格は1000円台半ばで手に取りやすい価格ですが、アルゼンチンの中でも、最高の産地であるメンドーサの畑から収穫したブドウを使った、コスパの良いワインとなっています。
コストコのワインは美味しいものが揃っていて、しかも市販価格より安く手にはいるものがたくさん。こちらもその中の1本。
アメリカ企業なだけあり、カリフォルニアワインの取り扱いが多いのですが、アルゼンチンのワインも取り扱っています。
購入したワイン

コストコのワインは安くて美味しいものが多いです。同じワインでも楽天やショップより安いのがうれしい。寝かせなくても美味しいものを中心に取り扱っているところも、庶民には嬉しいポイントです。
こちらはコストコワインでは中心となっている価格帯の千円台。
ブドウの品種はマルベック。アルゼンチンの赤ワインを代表する品種で、力強いフルボディな赤ワインになります。
アルゼンチンは、南米でチリに並ぶワイン生産国。アンデス山脈から吹き下ろす風と、雨が少なく、太陽がさんさんと降り注ぐ気候のおかげで病害虫が少なく、オーガニックのワインも多く生産されています。
マルベックはアルゼンチンの赤ワインを代表するブドウ品種。そもそもの原産はフランスですが、今ではアルゼンチンの代名詞となっています。味わいの特徴としては、濃厚な果実味とやわらかいタンニン、熟したプラムやチョコレートの香り。太陽の恵みを感じる力強く果実味豊かな味わい。
今回購入したセプティマ オブラ レゼルバ マルベックは、アルゼンチンワインを代表するブドウ品種。その国を代表する品種のワインは、お味が上質のことが多いので、期待大です。産地も良いところですしね。
セプティマ オブラ レゼルバ マルベック

| 商品名 | Septima Obra Reserva Malbec |
|---|---|
| 種類 | 赤/辛口 |
| ヴィンテージ | 2022 |
| 生産地 | アルゼンチン |
| ぶどう品種 | マルベック |
| 価格 | ¥1,598 |
”“セプティマ”はコドルニウ・グループの“7番目”のワイナリーという意味のスペイン語が由来です。このワインを醸造する時に最も心掛けている事は、毎年最良のブドウからワインを醸造する重要性を表現したい、という事です。歴史的な遺産・革新・素晴らしい品質と味わいを体験して頂けるワインに仕上がっています。”
- アルゼンチンで最高の産地の一つメンドーサの畑から収穫されたブドウで醸造
- 10ヶ月フランス産とアメリカ産のオークで熟成
- 熟成にも耐えうる品質を持ち、6年以上かけて楽しめるワイン
- ジェームズ・サックリング93点
ジェームズ・サックリング93点はすごいですね。高得点は濃厚ワインが多いイメージですが。産地も良いですね、これは期待できそうです。
6年熟成できるところ、2年しか経っていませんので、まだ少々開けるには若そうです。飲む時間より1時間くらい早めに開けた方が良さそうです。
ルクルーゼのフォイルカッターとワインオープナーがめちゃくちゃ使いやすくて超おすすめです!フォイルカッターの刃が4個と多いので(安物は2個)軽く回すだけでスーっとフォイルが切れ、ストレスがありません。
ワインオープナーも力がいりません。最近握力が落ちてワインを開けるのが大変だったのがストレスなくなって本当に買ってよかったものです(≧▽≦)
テイスティング

透き通る深いルビー。紫を帯びる。
華やかなカシスとブラックベリー、プラム。
若いので、タンニンはやはりまだかなり荒々しいですね。酸味は果実味に合ってちょうど良いです。
すみれとオークの香り、スパイス。ややクリアな印象です。
数年経ってもう少しタンニンがこなれると、コクもでて落ち着いて、もっとまとまって良いと思います。
これは、やはり開けるのが早かった〜。🙁飲む時間より早めに開けたけど、まだまだです。もったいないことをしました。果実味の濃厚さ、華やかさは1,000円台にしては良いです。なかなかないレベル。6年熟成できるとのことですから、2028年ごろまで待っても良かったですね。店頭で見かけたらもう1本買っておこうと思います。
良い品質のワインの中には、早く開けると少し残念な結果になるのもあるのですよね。
セプティマ オブラ レゼルバ マルベックと合わせたいコストコのデリは?
アルゼンチン産のマルベックならば、肉と合わせないわけにはいきません。
肉、肉、肉!それも濃い肉🍖と合わせましょう。牛がベストですが、しっかりした味付けの豚や鳥でももちろん美味しいです。
やっぱりこれ!王道の牛ステーキ!

コストコのデリというよりは食材になってしまいますが、コストコにはステーキに向く牛肉がたくさん売られています。日本のスーパーより厚切りで、豪快に牛肉を食べたいときにはぴったり。
お手頃だけど美味しい肩ロース
濃厚な旨みと、赤身のしっかりした噛みごたえ、そして適度な脂肪による甘みとジューシーさが特徴の牛肩ロース。

コスパの良いミスジ
とっても柔らかくて脂肪と赤身のバランスが良く、濃厚なのにくどくないミスジ。

ステーキの王様サーロイン
コストコでもかなり高額な部位(100g1000円程度)サーロインステーキ。ステーキの王様だけあり、そのおいしさは格別。肉本来の濃厚な旨味と、赤身と脂身のバランスがもたらすジューシーでまろやかな甘みが特徴です。噛むほどに赤身のうまみが広がります。

冷凍コーナーのラザニアもおすすめ!

コストコの冷凍コーナーに売られている冷凍ラザニアもおすすめ。凍ったままオーブンで焼くだけのチルド商品です。昔からある定番商品で、召し上がったことがある方も多いのではないでしょうか。
トマトとチーズのコク、ミートソースの旨味が、マルベックの重厚なボディ感とマッチします。焼き色のついたチーズやミートソースの香ばしさも、ワインの香りとよくあって美味しいです。
ロティサリーチキンもいけます
やや軽くなりますが、ロティサリーチキンも合います。そもそもこちらのチキン、柔らかくて美味しく、シンプルな味付けなので、合わないワインはないと言って良いですね。万能です。迷ったらロティサリーチキン。

香ばしい皮と柔らかくジューシーなお肉、とくにモモ部分に濃厚な脂と旨みがあるので、マルベックと合わせても負けません。おすすめです。
本日合わせる料理

シンプル!牛の旨みと甘い脂たっぷり、濃厚な牛すじカレーと合わせます。🐮
- 牛すじカレー
マルベックの果実味、しっかり目のタンニンとややスパイシーな香りが、牛すじのコクとまろやかさ、煮込まれて凝縮した旨味、そしてカレーのスパイシーさとよく合います。

特に、香味野菜をたっぷり使い、赤ワインも入れて煮込んだ、辛すぎず、コクがある欧風の牛カレーとは抜群に合います。
なので、市販のルーで作る時は、ジャワカレーではなく、ハウスの「ザ・カリー」などのルーがおすすめ。辛さも辛口より、中辛くらいまでが良いですね。

開けてテイスティングしたときは、まだ若くて、やっちまった感があったのですが、とろんとろんの牛すじカレーと合わせると、すごく美味しいです!
牛の甘い脂が、ワインの荒いタンニンをうまく包み込んでくれて、まろやかな口当たりに。カレーの香りもワインのスパイス香と合うし、果実味も牛とさすがよくあって、これはなかなか相性が良いですよ。
しかしやはり分厚いステーキにはかなわないかな〜といった印象です。
つぎ開ける時は、コストコの牛肩ロースのかたまりを買ってきて、分厚いステーキを焼こうと思いました。

感想
ポテンシャルは高いのに、開けたタイミングが早くて、本来の美味しさをなかなか味わえないまま終わってしまって、ちょっと残念でした。
逆に、いいタイミングで飲んでみたいと強く思いました。
買いやすい金額ですし、これだけタンニンがあると熟成も気を使わずに済みそうなので、2本くらい買っておいて、余裕がない家庭用セラーでなくても、北側の部屋で、日が当たらない押し入れに数年入れておいても良いかも。
何本か、濃厚赤ワインに限りそうやって保管していますが、特に熟成に失敗したことはないです。(ただし安いワインに限ります。自己責任です。)



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