「箱ワインレビュー」ルナーリア チェラスオーロ ダブルッツォ ロゼ 3L「お高め箱ワイン」

箱ワイン

毎日の食事に合うロゼの箱ワイン、ルナーリア チェラスオーロ ダブルッツォ ロゼ 3Lを買いました。

 

箱ワインとは

その名の通り、紙箱に入って売られているワインです。スーパーのお酒売り場やワインショップなどの片隅でひっそりと売られている、まるでこれに手を出したらおしまいかのようなアレです。

正直あんまりいいイメージがないかもしれない箱ワインですが…

しかし、箱ワインはいいところがたくさんあります。

箱ワインのいいところ
  • コスパが良くて美味しい!
  • ごみ捨てが楽!
  • 開封後も瓶よりも圧倒的に長持ち!
  • 料理に便利!

コスパが良く美味しい

箱ワインはボトルに比べて軽く、しかも四角いので場所を取らない形をしています。コンテナに隙間なく詰めることができますし、衝撃にも強い。これは、単純に輸送費が安く済むという大きなメリットがあります。

これはすなわち、同じ値段のボトルワインより、中身のワインの品質に、よりお金をかけることができるということです。私は1000円台のワインはほとんど飲まないのですが、それはその価格と比較したときに、箱ワインでじゅうぶん美味しく満足だからです。

ごみ捨てが楽

空き瓶重いですよね…。大量にあるとゴミ捨て場まで持っていくのも大変です。マンションでいつでもごみ捨てできるお宅は良いかもですが、我が家は空き瓶の日は月一度なので、空き瓶は場所も取ります。

箱ワインは、飲み終わったら箱を潰して、空になったビニールのバッグを捨てるだけです。軽くて楽、場所も取りません。

瓶よりも圧倒的に長持ち

ボトルワインだとせいぜい3日で飲み切らないと中身がダメになってしまいますが、箱ワインは開封しても空気にほとんど触れない構造になっているため、とても長持ちします。私の家では開封したら冷蔵庫に一応入れますが、2か月たっても中身は美味しいままです。少しずつ熟成が進んでより美味しくなります。

料理に便利

大量に入っているので、料理にとても便利です。赤ワイン煮などは750ml使うこともありますが、ボトルだとケチケチしてしまうところを遠慮なく使うことができます。(≧▽≦)

ダメなところは?

飲みすぎてしまうことです。デキャンタに移して、その日飲む分を調整しておけば飲みすぎることもない…と言いたいところですが、冷蔵庫に無限に美味しいワインが出てくる蛇口ができた感がすごいので、気を付けないと飲みすぎます。飽きないかと思いますが、安すぎない箱ワインを選べばとても美味しいので飽きることもありません。

箱ワインのいいところ、少しは伝わりましたでしょうか。それでは購入した箱ワインの紹介です。

ルナーリア チェラスオーロ ダブルッツォ ロゼ 3L

先日購入した、やまやの箱ワインのソルテロ ロゼがとても食事に合ったので、同じイタリアのルナーリアのロゼを購入しました。

ソルテロ ロゼの記事はこちら

ルナーリアは3Lで4,600円程度と、ボトル換算すると1,000円くらいになります。いつも購入する箱ワインはその半値くらいなので、倍とは言わないでも、かなりの美味しさを期待してしまいますが…。さてどうでしょうか。見た目はおうちの形で可愛いです(*^^*)

ルナーリア チェラスオーロ ダブルッツォ 2022 ロゼワイン 3000ml
商品名 Lunaria Cerasuolo d’Abruzzo
種類 ロゼ/辛口
ヴィンテージ 2021
生産地 イタリア/アブルッツォ
ぶどう品種 モンテプルチアーノ
価格 ¥4,460

”ビオディナミ農法で育てられたブドウに寄り添い人為的行為をできるだけ排除した醸造を行い、ワイン造りを行っています。チェリーやあんずの香りが拡がり、薄旨の味わいはシャープな酸が骨格を成し美しきアフターへと流れます。”

ビオディナミ農法とは…
  • 有機農法(化学肥料、除草剤、農業、殺虫剤の使用不可)
  • 亜硫酸塩添加の制限(EUのオーガニック規定よりも厳格)
  • 天然由来のプレパラシオン(調合材)を使用
  • 天体カレンダーの使用(月や天体の動きに基づき農作業を行う)

オーガニックのもっと上位に当たる農法です。私あまり普段購入している野菜については有機栽培だろうと農薬を使っていようと気にしないのですが、ワインに関してはビオディナミ農法のものってお化粧感があまりなくて美味しくて結構好きです。

テイスティング

思ったより色が濃いめでした!ほとんど赤に近いピンクです。

苺の香りです。あとさくらんぼ、カシス。スイカのような香りもします。グレープフルーツの酸味と、少しだけ苦味。

タンニンは少し。

ううむ、やはり高いだけあって、香りが良いです。華やかで爽やか。美味しいです。確かにボトル換算で1,000円ちょっとの味って感じです。

ただ、箱ワインて、もっと安いものでも、ボトル2,000円くらいの味わいのもありますので、もう少し頑張ってほしいかな。でも箱がかわいいし、口当たりもよいので、女子ウケはしそうです( ^ω^ )

合わせたご飯

ロゼワインは食事には万能に合わせられます(*^^*)毎日のご飯と一緒にぜひ楽しんでください。

豚のビネガーソース定食

豚のビネガーソース、こんにゃくと油揚げの煮もの、チンゲン菜とごぼうの胡麻あえ、キノコのすまし汁です。

ビネガーソースは玉ねぎ、トマト、白ワインビネガーで作りますので、ワインによく合いました(*´▽`*)

ツナトマトソースパスタ

スープはブロッコリーです。シンプルに水とバターで煮るレシピです(*^^*)仕上げに牛乳を入れるのも美味しいんですが、これも野菜のうまみをシンプルに伝わってきて美味しいものです(*‘∀‘)

鮭の南蛮漬け定食

鮭の切り身が安かったので作りました。フランスやイタリアにも、似た料理のエスカベッシュがありますので、南蛮漬けはワインとよく合います(*^^*)

副菜は、高野豆腐の煮もの、オレンジ。お味噌汁は大根とわかめです。

アスパラと豚の炒めもの定食

アスパラが美味しい季節。副菜は豆腐とチンゲン菜の炒め物、さつまいもとレーズンのバター煮。お味噌汁は白菜です。

平日の箱ワインにおすすめのグラス

平日に気軽に飲む箱ワインに、足つきのグラスはちょっと気負う感じだけど、普通のタンブラーじゃちょっとね…ってときにおすすめのグラスがこちら。なんと、クリスタルガラスでリーデルの半値以下です。

ソーダガラスのグラスはどうしても厚く、口当たりがよろしくないですが、こちらはリーデルよりは若干厚みがあるものの、ワインの邪魔をすることのないじゅうぶんな薄さ。

我が家では食洗器で洗っていますが特に欠けることもなく長持ちしています(*^^*)白ワイン用が小さくて普段使いしやすいです。

リーデルも大変良いですが、庶民には気を使いますのでね(;^ω^)

まとめ

この中では、合わないおかずはなかったです。お味噌汁も大丈夫でした。

良い香りのロゼなので、豚肉や鮭の香りとよく合いました。やっぱりロゼは普段のご飯に万能です(*^^*)特に南蛮漬けが一番よく合いました。

白ワインは食事中に飲むと血糖値の上昇を抑えるという記事見たので、次は白の箱ワインにしようかな。春なので、爽やかな感じのものを探してみます。

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